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むしろデカガンと言っていいのかあやしいデカガンになってしまったOTL
あ、あれSS書くのってこんな難しかったっけ???なんでやろ(^p^)
最近作業用BGMに星のカービィを聞きまくってます!グルメレースの曲に体が反応したら同志!!



では本編どぞー




ブレイブポリス所属のガンマックスは、元ハイウェイパトロールということもあり
転属して今でもその生業は変わっていない
彼仕様に改造されたガンバイクを駆り、ハイウェイを疾走する姿は当時も今も変わらない
そんなガンマックスやガンバイクのメンテナンスを担当する人間も変わっておらず
その人物、藤堂に対して好感を持つガンマックスは定期メンテナンスを決してサボりはしなかった

昼過ぎから行われた定期メンテナンスは夕方になる前に終了した
メンテナンスルームからデッカールームへ移動する時間はそう長くない
そう長くない道のりで、彼の心が少し逸りかけているのは
デッカールームの中央に席を置いている小さな少年が頭の片隅にあるからだ

まあ、それだけじゃないんだけどね・・・

ブレイブポリス全てに言えることだが、そこにいるものは共通してブレイブポリスのボス友永勇太を意識している
ほとんどは無意識下でのものなので、特に気になるようなものではない
一種の病みたいなものだな、なんてガンマックスは結論づけているが、悪い気がしないのが事実だ
そして自身を逸らせているのは、じつはボスだけではないということも、ガンマックスは理解していた

「戻りましたぜ・・・て、なんだおチビさんいないのか」

深くなにかを考えはじめるまもなく、デッカールームに着いた
しかし、そこにボス勇太の姿はない
ビルドチーム、デューク、シャドウ丸がいないことは知っていた
だが、静かなデッカールームにはあろうことかデスクに向かうデッカードしか見当たらなかった

「ボスならドリルボーイと出かけて行ったよ」

穏やかなデッカードの声に、今ここにいなくてはならないハズの二人の行方を知らされる
しかしガンマックスは腑に落ちない

「ドリルボーイと?今日ってあいつら外に出る用事なんかあったか?」

「いつもの“息抜き”だそうだ」

こちらに向けられているわけではないので、判断はつけ難いが
きっとデッカードの顔は苦笑を浮かべているはず
だが、ガンマックスの顔は不満と呆れを合わせたような顔だ

「何が息抜きだ、ただのサボりだろうが・・・」

的は射てるはずだ
げんにデッカードはふふと笑いを忍ばせている
しかし、デッカードはデスクに向き合い、手元の書類の確認に余念がない
ガンマックスの愚痴が留まらないのに、デッカードはペンをくるりと回した

「そう言うなガンマックス、あれでもちゃんと期日には間に合わせているだろう?」

まあ、確かにそうだ
最近サボり癖がひどいが、それでも不思議と期日は守っている
だからあの冴島総監もとくに何も言ってきやしない
むしろ元気があってよろしい!だとか豪語してるくらいなもんで
一番これに対して懸念し胃を痛めているのは東副総監なんだろうな

しかし、これをみたらあの二人が何と言うか・・・
ガンマックスはデッカードの肩に手をかけデスクを覗きこむ
僅かにデッカードの肩に力が篭もったが、そこは有無を言わさず押さえつけた

「なんて言うがなデッカード おめぇさんの手元のそれ、おチビさんのだろ?」

明らかに自分たちが取り扱うにはサイズの小さい書類の束
読む分にはなんら支障はないのだが、これの目を通すのはデッカードではないはず

「・・・」

きまずそうに沈黙するデッカード
その顔を覗こうとすれば帽子の縁を下げ目許を隠そうとする始末

「ボスバカ」
「否定できないな」
「・・・」

これはブレイブポリスに関わるのほとんどのやつに言えることだが
殊更、勇太に関して一番バカになるのはこのデッカードを置いてほかならない
最近では本人も否定しなくなっている
むしろ逆にそれは悪いことだろうかと質問で返されてしまうこともあるのだから質が悪い

まあ今に始まったことじゃねぇけど

気にしていたら記憶容量がいくつあっても足りない
暗黙の了解として処理すべきなのではと最近ガンマックスは思っている

だけど、なんかおもしろくねぇ・・・

やはり腑に落ちないものがガンマックスの胸にはある
おもむろに肩を抑えていた手を退けて、デッカードの目元へ運ぶ
もう片腕は首もとへと回し自分の方へと引き寄せ、ホールドの体勢をとった

「・・・ん?」

目元を覆われ、デスクから体を引き離されては、書類を見ることは適わない
それは自然の仕事への妨害となっているわけだが、デッカードはそれを咎めもせず落ち着いていた

「・・・」

しばらくデッカードはガンマックスの様子を伺っていた
こんな突拍子もないことを普段からしてくるようなやつではない

「どうした?」
「ヒトが帰って来たにも関わらずそっちのけかよ」

ああ、なるほど
デッカードは人知れずに目許を細めた

「最近俺に対して少し冷たくねぇか?」
「そんなことないだろう?」

ガンマックスの言葉にはまだ少し刺がある
そういえば、まだ彼の顔を見ていなかったな
確かに、彼に言わせてみれば少々冷めた態度だったかもしれない
デッカードは宥めるように目元に添えられたガンマックスの手の甲を撫でた

「・・・だったらよ」
「?」

ガンマックスの手の甲を撫でるように触れてしばらく
ようやく目元から掌が退いた
そのまま首を仰げば、丁度黄色の双眼を拝むことができた
普段はバイザーに隠されなかなか見ることの適わないその目
今は少し不満そうな様子だ

「これから少し付き合ってくれねぇか」

ついでに首に回されていた腕も解かれる
再び肩を掴まれるが、立ち上がろうと動くのを抑え込もうとはしない
立ち上がり際、肩からするりとすべりおちる手をとった

「断れば無理にでも連れて行く気だろう?」

最近の彼は少々強情だ
だが、それに悪い気はしないしむしろ好ましくさえ思う
彼の気質がいい具合に自分の言動を潤滑にしている
デッカードは一種の心地よささえ覚えていた

「断るつもりかよ」

口元を尖らせ不満を露わにする
なかなか自分にはできない仕草だが、彼がするからこそ魅力的なんだろう
しかし、こうも不満ばかり抱かせるのはよくないな
デッカードは掴んでいた手を少し強めに握ってすまないと告げた

「冗談だガンマックス、付き合わせてもらおうかな」

ようやく、ようやく彼の表情がいつものものに戻る
握っていた手も、いつの間にか握り返されていて
そのままデッカールームの外へと引っ張られている

「冗談に聞こえねぇんだ、あんたの冗談はよ」

声も何処と無く嬉しそうに聞こえた

さて、ボスには悪いが 今日はどこまで連れて行って貰おうかな







なんだろう・・・ジェイデッカーでエロが書けるきがしない(
ダ・ガーンならなんの迷いもなしにエロ書けるんだけどな~wwうへへ


では以下デカガンリクエスターへ私信

こずまさんへ!

毎度わがブログへお越しいただきましてありがとうございます( ´∀`)
それだけでなく声ブロ「ロボ旨」にたいしていつもご質問ありがとうございます!感謝の極みです!
しかもこんなブログをリンクしてくださるとはもはや感涙で前が見えない・・・;;

あ、ブログのチャットですがお好きに書き込んで頂いて結構ですよー
あれはスカイプと連動してるチャットですので
大抵チャット左上のチェックマークが緑の時はJ.V.X.がPCを起動していてかつネットにオンライン状態なのでいつでも書き込んでくだされば即対応しますー
実はもう今週の金曜から大学が再開されるので暇なときといえば平日は夜か休みの日かくらいしかありませんが、それでもよろしければいっぱいお話しましょうw

ではまた次回のロボ旨もお楽しみに!

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コンボイ司令官~~!!
J.V.X.さんお久しぶりです!
こずまです!
長い間コメントしていなくてごめんさい!

実は最近TFの夢小説にハマっちゃいました!
実写映画の夢小説ですが、面白いのが多くて楽しいです!
それに TFのアニメや映画も観てみたいなぁっと思ってます。
まずは、初代から観ていこうと思います!
これを観ていないと始まらないですよね!!
今は、まだニコニコ動画で6話しか観ていませんが でも楽しいです(^▽^)
皆すっごく可愛いですよね!

あ!ちなみにJ.V.X.さんのTF実況プレイも観ています!とても面白いですよ!!!
メガトロン様が時々邪魔しているようにも見えますが 楽しく観させていただいております!

最後に、J.V.X.さんの中で一番好きなTFって誰ですか?ちょっと気になっています。
ちなみに僕はコンボイ(オプティマス)司令官が好きです!!

長々と失礼いたしました。
こずま URL 2010/10/07(Thu)19:46:31 編集
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HN:
J.V.X.
性別:
男性
職業:
学業!学業!!
趣味:
娯楽ならなんでも好きだ!
自己紹介:
J.V.X. と書いてジャヴクスと読む!
・・・読みづらいですよねそうデスヨネ´・w・)

現在熱中作品
・キン肉マン
・勇者シリーズ
・トランスフォーマーシリーズ
・ギルティギア
・餓狼伝説

ごちゃごちゃいろいろカオス・・・

E-MAIL:j.v.x.it.is.cool69@gmail.com
Skype:J.V.X.
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